リンク
フォロー中のブログ
その他のジャンル
|
2005年 10月 10日
昨日、ロッテが、プレーオフ第1ステージ第2戦において、西武を3-1で下し、第2ステージ進出を決めました。もし今後のソフトバンクとの戦いに勝ち、優勝したら、31年ぶりのリーグ制覇であり、奇跡的な快進撃と言うことになります。
ここ十数年、ロッテと言えば最下位争いをしていた弱小チームのイメージが強く、今年のロッテは、生まれ変わったようにまったく違ったチームになっているようです。 その強さの秘訣は、バレンタイン監督にあるといわれています。 4月30日の日経新聞のコラム「選球眼」において、バレンタイン監督の率いるロッテの強さの秘訣を「リスペクト管理」にあるとしています。 リスペクトとは、尊敬、尊重、と言う意味であり、バレンタイン監督が、リーダーとして、メンバー一人ひとりに対して人間として尊重し、敬意を持ってかかわっていることをもって「リスペクト管理」と呼んでいるそうです。 7月21日、NHKのクローズアップ現代で、バレンタイン監督の特集が放送されていましたが、それによるとバレンタイン監督のリーダーシップのポイントとして以下の3つをあげていました。 1.「選手が失敗したときこそ信頼の言葉を」 2.「好調な選手ほど休ませろ」 3.「自分の喜怒哀楽は武器として使え」 いずれも単なるテクニックではなく、バレンタイン監督のポリシー、生き方に起因するような施策なのだろうと思います。 いずれにしてもロッテは、大型トレードなど、外部の力をあてにして戦力を高めたわけではなく、選手全員が成績を伸ばすことによって、打線のつなぎ、投手力や守備力の強化を通して潜在化していたチーム力を高めることによって優勝をも伺うほどの強さを発揮しているのです。 チームが輝き強くなるためには、外部の権威やパワー、特殊なテクニックが必要なのではなく、チームの最高の力は、チームの中、今ここにまどろんでおり、それを引き出す鍵が信頼関係であると主張している私どもとしては、バレンタイン監督の快進撃は、典型的な勝利への道であり、私どもとしてはとっても気持ちがよい戦いぶりなのです。 「敗戦処理のピッチャーが誇りをもてるチームこそが強い組織」 「ベストの人材が揃わなくても勝てる。ベストのプレーを現有戦力から引き出せばよい」 と語るバレンタイン監督、チームメンバーを尊敬し、自信と誇りをはぐくみ、チームの潜在力や可能性を信じてそれにかける大胆な勇気をもって戦いに挑んでいるその姿は、太陽のように熱く輝き、魅力的です。 どうぞがんばってください。 がんばれロッテ! 奇跡を起こすのだ!!!
by yoshi_teduka
| 2005-10-10 10:14
| その他感じたこと
|
ファン申請 |
||